「え、私が結婚式を欠席したくらいで、人間関係が壊れるってどういうこと?」
そんなの正直、壊れるような関係ならもういらないでしょとしか思えない。結婚式ってあくまで新郎新婦のためのイベントなのに、それを欠席しただけで友情とか同僚関係とか、根本が崩れるって、どんだけ脆(もろ)い繋がりだったの? という話だ。
欠席=悪みたいな風潮、めちゃくちゃ窮屈じゃない?
結婚式は「あくまでお祝い事」だ。
参加したらそれは素敵なことだし、行ける人は行けばいい。
ただ、仕事や家庭の事情、金銭的な問題、精神的なハードル――いろいろな理由で「行きたくても行けない」人はたくさんいるはず。それを「結婚式に呼んだのに欠席するなんて失礼」みたいに責められるのは窮屈だし、「無理をしてでも行かないと関係が壊れる」なんて脅迫に近い。
もし相手が結婚式を欠席したくらいで激怒するのなら、それはもう相手の器の問題じゃないかと思う。
むしろこっちも「こんなに余裕がない人だったのか」と分かってよかったくらいだよね。人の意思や状況を尊重できない“お祝い事”なんて本末転倒では? それこそ「結婚式ってそういうものじゃないでしょ?」と問いたくなる。
そもそも結婚式は“自由参加”が原則でしょ?
別に法律で「呼ばれたら必ず行かないと犯罪」なんて定めはないわけで、あくまで個人の自由だ。
欠席したいなら、欠席の理由を伝えて適当にお祝いの言葉を贈るなり、ご祝儀を包むなり、プレゼントを送るなりすればそれで十分。義理で呼ばれた式に、無理して行って苦痛を感じるよりは、欠席して自分の生活を優先したほうが理にかなってることだってある。
「せっかく招待したのに来ないなんて信じられない!」って吠える人もいるかもしれないが、そもそも『行きたくない』と思われるほどあなたの結婚式は魅力ないのかもしれないじゃん? それをちゃんと受け止められないのなら、結婚という大きな責任を持つのもどうなの? と思ってしまう。
もしそれで関係が壊れるなら、「ああ、やっぱりその程度の関係だったのね」で終わりだよね。
壊れていい関係なら、いっそ壊しちゃおうよ
人間関係って、そんな簡単には壊れないと思ってる。
それなのに「結婚式に来なかった」くらいでぶち切れる相手がいるなら、むしろこちらからサヨナラでもいいんじゃない? 自分の都合を押し付けるだけで相手の事情を考えない友達や同僚なんて、今後まともな付き合いができるとは思えないし、距離を置いたほうが自分にメリットが多いでしょ。
「結婚式に出席しないと、周囲からの評価が下がるかもしれない…」とビビる人もいるけれど、じゃあ逆に考えてみて。
「式を欠席しただけで悪く言うような人たちの評価なんて、下がっても別に痛くも痒くもなくない?」 そんな人たちに高評価を持たれたって意味あるのかな。人の人生は限りがあるし、付き合う相手を選ぶ自由もあるんだから、マウント体質の人や抑圧的な集団と無理に繋がっている必要は全然ないと思う。
自分の選択を誇ればいい
「欠席すれば関係が壊れるかも」なんて怯えるより、自分が行かないと決めたなら“その覚悟で堂々と振る舞う”ほうがよっぽど気持ちがいい。状況や価値観が合わずに行かないっていう選択は別に悪じゃないし、そこで壊れるならいっそ壊しちゃっていい。“結婚式に出る出ない”がきっかけで壊れる関係なんて、もともと耐久度が低かったってことだ。
誰かが人生の節目を迎えるのはめでたいけれど、そのお祝いの場に自分がどう関わるかは自由。少なくとも「来ないなら人間関係が終わる」なんて脅迫紛いの言葉に屈するほど、私たちの人生は暇じゃない。もし「終わるなら終わるで結構」くらいの気概を持つほうが、結果的にはストレスフリーに生きられるはずだ。
結論としては、「たかが結婚式の欠席で壊れるような人間関係なんて、こっちから願い下げ」
もちろん、本当に大切な人なら話は別だけど、そうじゃないなら無理をする必要はないよね。結婚式に行くか行かないかくらいで試される関係なら、むしろその程度だったと割り切って次に進むほうが、よっぽど健全じゃないかな。
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