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職場関係の結婚式はお金を払ってする無償労働 【すごく行きたくない】

職場関係の結婚式はお金を払ってする無償労働

「職場の結婚式なんて行きたくなーーい!」

大多数の人がそう感じているんじゃ?なぜ職場の人を結婚式に呼ぶんでしょう?やめてくれません?

休みの日にわざわざドレスアップして出かけ、しかも祝儀を包んで、さらに新郎新婦の職場同僚としてそれなりに“盛り上げ役”をしなければいけない。おまけに、ほぼ強制参加で断りにくい雰囲気。正直、こんな地獄みたいな行事に参加したくないんですけど…!?

とはいえ、職場での人間関係をおざなりにしてしまうと、翌週からの社内の空気が気まずくなる可能性も否定できません。社会人としての立ち回りは大切です。そこで今回は、「職場の結婚式は正直きつい…休日拘束&祝儀問題をどう乗り越える?」というテーマで、あの苦行から少しでも解放されるための対策を探ってみたいと思います。

目次

動機や上司、職場関係の結婚式はお金を払ってする無償労働

休日拘束が地獄!実質サービス残業状態

職場の結婚式は、たいてい土日や祝日に行われます。つまり休日ですよね。本来ならゆっくり家で過ごせるはずの大切なオフが、半強制的に披露宴会場への出席でまるっと潰れてしまう。しかも式や披露宴だけでなく、二次会にまで参加を求められたりすることも。結果、まる一日を結婚式関連に費やすはめに…。

これって実質、サービス残業ならぬ“サービス出席”じゃないですか?お金は出るどころか、逆に祝儀という形でこちらがお金を払うわけですから、もう踏んだり蹴ったり。祝儀で数万円が飛んでいくうえ、休日も丸ごと持っていかれる。こんなの、行きたくないに決まっていますよね…!

ご祝儀が重すぎる…お金を払ってタダ働きさせられる感

結婚式といえば、やはり祝儀問題は避けて通れません。普通の友人関係なら「欠席」という選択肢も比較的取りやすいですが、職場の先輩や同僚、上司の結婚式はそうはいきません。社会人としての礼儀や人間関係を考えると、下手に欠席するのはリスキー。だからこそ参加を迫られ、祝儀を包まなくてはいけないのです。

しかも、30代前後なら3万円が相場。もちろん地域差や立場によって変動はありますが、包んだら包んだでこちらの財布はダメージを負います。結婚式自体は新郎新婦のおめでたいイベントですが、自分の休日とお金がゴリゴリ削られるなんて…。正直、地獄でしかない!「なんで他人のお祝いに数万円も払わなきゃいけないの?」と感じる人が多いのも無理はありません。

お金払うのはもちろん嫌だし、逆に3万もらいたいところだよ!

てか、3万円ってやばいよ?税金や社会保険料を差し引かれたあとに手に入る3万円は実質的には4万円くらいの労働価値だよ。そこに休日出勤+時間拘束(しかもスマホいじれない)とか加わるんだから損害額は最低でも5万円超え!!

交通費、ドレスやスーツの購入費用、クリーニング費用これらを加えると金額はもっと上がります。

結論:結婚式に出席する=6万円以上の損失

職場あるあるの忖度文化

職場の結婚式には、“無言の圧力”や“社内の空気を読め”といった暗黙のルールが付きまといがちです。上司や先輩が「〇〇さんも来るのよね?」と言ってきたり、「部署のメンバーは全員参加が当たり前だよね」みたいな雰囲気ができ上がっていたり…。結局、「行かないなんて選択肢はない」空気が蔓延しているケースが少なくありません。

こうした忖度文化があるからこそ、「本当は行きたくない」人たちが表向きは“おめでとうございますー!”などと言いつつ内心では怨嗟の声をあげているわけです。日本の職場ならではの“同調圧力”が強く作用して、さらに苦行度合いがアップしてしまいます。

職場の結婚式を断ることはできない?断るリスクと対処法

正直、断るのは難しい

結論からいうと、職場の結婚式を完全拒否するのは難易度高めです。もちろん、家庭の事情や病気など、やむを得ない理由があればやんわり断ることは可能でしょう。しかし、「ただ面倒だから行きたくない」というだけでは、職場の人間関係をかえって悪化させるリスクが高いのが現実です。

同僚や上司・先輩などと日常的に顔を合わせる関係ならなおさらです。

結婚式後、職場で「なんであの人、来なかったんだろう?」とひそひそ話をされるだけでなく、あなたに対する印象が下がる可能性も。職場という環境での評価は給与や今後のキャリアにも直結しますから、ここは慎重に考えたいところです。

どうしても行きたくない場合の断り文句例

もし「本当にムリ!」という状況に追い込まれているなら、理由をきちんと伝えることが大切です。以下のような、角が立ちにくい断り方を検討してみてください。

家族の予定やトラブルを理由にする

「ちょうど親戚の法事が入っていまして…」や「休日は介護する必要があって…」など、自分の力ではどうにもならない事情を伝える。他には「親戚の手術の予定日と重なっていて…」などあらかじめ予定が決まっていてもおかしくないものを理由にしてみましょう。

交通や日程の関係で難しいとする

「遠方でどうしても時間が取れず…」といった、地理的ハードルや日程調整の問題にしてしまう。ただし、職場の結婚式の場合、近場の式場である可能性が高いので使いづらいかもしれません。

断り方については以下の記事も参考にどうぞ。

同僚や先輩の結婚式は行かなくても大きな影響はないが上司なら出たほうが良いかも

同僚の結婚式は欠席したところで問題になることはほぼありません。行きたくない時は無難な言い訳をして断ってしまっても問題ないでしょう。

上司、社長など、自分の昇給や昇格に影響するであろう人物の結婚式に招待されたのであれば「合理性」を考えて出席するのも悪くありません。給料は出ないものの、生涯年収は変わってくるかも知れません。

いずれにしても、嘘をつく場合は後々バレるリスクもあるため要注意。どうしても気が進まないけれど大きなトラブルは避けたい、という場合は、下記のマインドを組み合わせて参加するのがおすすめです。

休日拘束&祝儀問題を乗り越えるための対策

割り切りのマインドセットを持つ

「なんで私がこんな苦行に…」という思いを抱えたまま結婚式に出席すると、当日は終始ブルーな気持ちで過ごすことになります。そこで、割り切るマインドセットを持つのは意外と大事です。

仕事の延長だと考える

実質サービス残業のようなものだと割り切り、出席時間も「就業時間の一環」くらいに捉える。気持ちは微妙でも、「こういう行事も仕事のうち」と思えば、多少はモチベーションを保ちやすいかもしれません。

人脈づくりのチャンスと捉える

普段あまり接点のない他部署の人や、上層部と交流できるかもしれません。会場では近況報告などをする良い機会と割り切り、「顔と名前を覚えてもらえるチャンス」と考えると、少しはプラスに転じるかもしれないです。

費用負担を最小限に抑える工夫

祝儀は相場がある程度決まっているとはいえ、きついものはきつい…。しかし、ご自身の出費を少しでも減らすために、以下のような工夫を考えてみましょう。

服や小物はレンタルやフリマアプリを活用

毎回新しいドレスを買っていると出費がかさんでしまいます。最近はリーズナブルに借りられるドレスレンタルサービスや、フリマアプリで安価に手に入れる方法もあります。できるだけ出費を最小限に抑えつつ、体裁だけ整えてしまいましょう。

ご祝儀の相場を複数人で相談してみる

職場の同僚数人でまとまった金額を用意し、連名で渡す方法もあります。ただし、地域や職場の慣習によっては失礼と取られる場合もあるので、そこは注意が必要です。周囲の人にさりげなくリサーチし、職場で一般的にどうしているか確認してみてください。

早めに切り上げる&二次会を断る

披露宴が終わっても、職場の場合はその後の二次会や三次会が待っていることも…。完全なる休日拘束ですよね。「もう勘弁して!」と叫びたくなるのもわかります。

しかし、参加すると決めたからには最初から最後までというのも一つの考え方ですが、どうしても負担が大きいなら二次会以降は断るというのも手段の一つです。「翌日にどうしても外せない用事がある」などと言って、やむを得ない理由を作って披露宴で帰りましょう。ある程度の社交辞令を尽くせば、不参加への抵抗感も薄れます。

どうしても行きたくないときの最終手段

メンタルが限界なら素直に「体調不良」で欠席

「祝儀を払いたくない」「休日を潰したくない」という気持ちは山々ですが、欠席の理由を正直に言うと角が立つのは必至。もし心身のストレスが耐えられないレベルまで来ているなら、最終的には体調不良で欠席する手段もやむを得ないかもしれません。

ただ、これは最終手段です。一度きりならまだしも、そう何回も通用する言い訳ではありません。

あと体調不良で欠席した場合、ドタキャン扱いになるので主催側に余計な負担金を発生させてしまいます。ご祝儀は渡しつつ断るくらいの配慮はしたほうがいいでしょう。

結婚式への出費は“将来の保険料”と割り切る

どうしても参加しなければならないときは、割り切るしかありません。意外と、結婚式に参加したことで職場の人間関係が良くなったり、仕事で助けてもらえるケースもあります。「結婚式はあくまでも他人のイベントだけど、将来の保険みたいなもの」と考えてみるのです。

社会人としては、ある程度の付き合いをしておくほうが後々のトラブル回避にも繋がります。仕事というのは、やはり“人”が資本ですから、どこで誰に助けられるか分かりません。いつか逆の立場になったとき、顔を出してもらえるありがたさがわかるかもしれない…と考えると、少しは気持ちも楽になるのではないでしょうか。

結婚式はあくまで他人のイベント!自分の負担を最小限に

職場の結婚式に参加するのは、正直めちゃくちゃしんどいです。休日が潰れるわ、祝儀は重いわ、職場の雰囲気で断れないわ…。いっそのこと「ああ、そんな地獄、絶対行きたくなーーい!」と叫びたくもなります。ですが、社会人としての立ち位置や職場の人間関係を考慮すると、欠席することで後々自分に不利益が返ってくる可能性も否定できません。

とはいえ、「職場の人間関係をおざなりにするわけにはいきません。丁寧な対応が必要です」。嫌々ながらも参加するなら、少しでもストレスを軽減する工夫をしてみてください。ドレスや小物はレンタル、祝儀は相場の範囲内で割り切って用意し、二次会は早めに帰るなど、できる限り負担を減らすテクニックを駆使しましょう。

どうしても無理なときは、体調不良や家庭の事情などを理由に欠席するのもやむなし。自分を守ることも大切です。結婚式はあくまで新郎新婦の人生のイベント。あなたの人生のメインイベントではありません。極力ストレスを抑え、うまく乗り切ることが大事です。もし参加するならば、笑顔で乗り切って「祝儀という名の手切れ金」だけ置いて、さっさと退散するくらいの気持ちでいるのもアリかもしれません。

職場関係の結婚式は正直面倒。でも、会社員生活は何かとめんどくさいことの連続です。今回だけは仕方がない、と割り切って、少しでもダメージ少なく乗り越えられるよう工夫していきましょう。万が一、同僚が次々と結婚する“ラッシュ”に突入してしまったら…そのときは、あなたが全力で逃げる方法をさらに真剣に考えるしかないかもしれませんね。

――とはいえ、ここまで職場の結婚式のネガティブ面ばかりを強調してきましたが、いずれあなたが結婚する立場になったとき、職場の仲間からお祝いをされるのは決して悪い気分ではないはずです。いつか自分が「招く側」になるかもしれないと思うと、少しは前向きになれるかもしれません。いずれにしても、まずは今目の前にある“苦行”をどう乗り越えるか。あなたの自由時間とお金を守りながら、なんとかベストな選択を見つけてくださいね。

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