「またタグ付けされてる…何この写真、勝手にあげないで欲しい…!」
SNSでいつの間にか自分の写真が拡散されていて、ドキッとした経験がある人は少なくないはず。結婚式や二次会は特に、みんながカメラやスマホを片手に“思い出を共有”しがちなシーン。それ自体はお祝いムードがあって微笑ましいけれど、「自分はSNSに映りたくないのに…」という人にとっては大きなストレス要因になる。
「勝手にタグ付けされたくない」「インスタ映えに巻き込まれたくない」

結婚式に参加すると、どうしても写真や動画を撮られる機会が増える。新郎新婦の公式カメラマンだけじゃなく、他のゲストもスマホで自由に撮影しているのが今の時代だ。
- 友人が撮った写真が、無断でSNSにアップされる
- 「タグ付けしといたよ!」と言われても「やめてよ…」と思う
- お洒落に加工された写真に、自分の姿がバッチリ写っている
- 参列者にダンスを強要する。ライブ配信を行うなどノリについていけない。
SNSに抵抗感がない人は「思い出を共有できて嬉しい」と捉えるかもしれない。でも「自分のプライバシーを勝手にさらされたくない」「ネット上に顔写真がずっと残るのが怖い」と感じる人も実は多い。結婚式や二次会は、その心配が一気に高まるイベントでもある。
個人的にはめちゃくちゃ嫌だ。プライバシーの侵害だ!肖像権の侵害だ!と騒ぎたくなるくらいに嫌(実際はそんなことはしない)
「盛り上がってる風」に参加させられる苦痛
新郎新婦もインスタやTikTokなどに力を入れている場合、当日の様子を動画でリアルタイム発信しようとすることが珍しくない。「結婚式の裏側〜!」とか「二次会パーティで大はしゃぎ!」なんて投稿に、わけも分からず自分が映り込んでしまうケースが出てくる。
- あまり親しくない人にまで自分の姿を見られるのが嫌
- SNSに華やかな写真を上げたい新郎新婦側の思惑で、強制的に映り込む
- 「ほら、一緒に写真撮ろう!」と無理やり参加させられる
その瞬間だけならまだしも、SNSにアップされたら不特定多数の目にさらされる。削除をお願いするのも気まずいし、「でも勝手に載せないでほしい…」とイライラしてしまう。行きたくない理由としては地味だけど、結構なウェイトを占める悩みだと思う。
人見知りだし、人に自分のプライベートとか見せたくないタイプなのであまり親しくない人にまで自分の姿を見られるのはかなり嫌。
誰が見ているか分からない不安
SNSは友達限定の公開にしていたとしても、何かの拍子で外部に流出するかもしれない。結婚式の写真は新郎新婦やゲスト同士がシェアし合うので、自分が全く知らない人のタイムラインに乗ってしまう可能性だってある。
- 顔やフルネームがバレるリスク
- 会社やプライベートの人間関係に勝手に結びつく恐れ
- 昔からSNSに顔出ししたくない主義を貫いてきたのに、ここで破られるのは嫌だ
「別に悪いことをしているわけじゃないからいいじゃん」という人もいるけれど、ネット上に自分の顔を残したくない人もちゃんといる。結婚式はおめでたい場だからこそ、周囲も盛り上がってSNS投稿しがちなので、なおさら避けたい気持ちが強くなるのだ。
断りづらいけど「本当は行きたくない」と思う瞬間
大切な友人の結婚式なら「祝いたい」という気持ちもある。ただし、「当日、笑顔で写真を撮られまくって、SNSにジャンジャン載せられそう…」と思うと、気が重くなる。
- みんなが楽しそうに撮影しているのに、「やめてください」と言い出せない
- 断固拒否するのも場の雰囲気を壊しそうで言いづらい
- 後からこっそり「写真載せないでね」と伝えるのも、空気を読めない人みたいで辛い
この気まずさが嫌で、「結婚式には行きたくない…」と感じる人は確実にいる。「何度も撮られたくないし、いちいちSNSチェックして削除を依頼するのも面倒」と思えば、最初から出席しないのが平穏だと考えてしまうのも自然だ。
まとめ
結婚式や二次会で撮った写真や動画がSNSにアップされるのは、もはや当たり前になりつつある。新郎新婦もゲストも「思い出を共有したい!」という純粋な気持ちでやっていることだろう。ただ、そこに苦痛を感じる人も一定数存在するのは事実だ。
「自分はSNSに映りたくない」「タグ付けされると困る」という思いを抱えながら参加すると、心から結婚式を楽しめない。下手をすれば、当日ずっと「撮られたくないオーラ」を出して過ごすことになりかねない。そう考えると、行く前から憂鬱になってしまうのも無理はない。
祝儀を用意して、わざわざ休日を潰して出席してまで、勝手に拡散されるリスクを背負いたくないと思うのはわがままではない。SNS文化に抵抗があるなら、きちんと線引きするのも個人の自由。結婚式はおめでたい一大イベントだけれど、苦手な拡散に巻き込まれたくないという理由で“行きたくない”と考えるのも、十分アリだと思う。
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