「結婚式って普通に私ひとりで行きゃいいんじゃないの?」
「わざわざ“二人で来てね”なんて書いてあると、なんだか重いんですけど…」そう感じたこと、ありませんか? 例えば友人や同僚から届く招待状に「夫婦そろってご出席いただきたく…」なんて書いてあると、一瞬は「わぁ、私たちのことを気にかけて招待してくれたんだ」と思わなくもない。が、その次の瞬間「え…二人分の予定とお金の調整を考えると、めちゃくちゃめんどくさいじゃん…」とリアルな憂鬱が押し寄せる。
それだけじゃない。実は最近ケンカが多くてパートナーとギクシャク気味の場合、「ああ、結婚式の華やかムードの中で“仲良し夫婦”を演じなきゃいけないとか、無理ゲーだわ…」とテンションがダダ下がりすることもある。そりゃ新郎新婦に罪はないんだけど、こっちだって状況があるじゃない? どうして周りからは「ペアで参加したら楽しそう!」っていう前提だけで話が進むんだよ…。
ここでは、そんな「二人で呼ばれる結婚式に参加したくねぇ!」というモヤモヤを、大声で吐き出してみたい。別に新郎新婦を嫌ってるわけじゃないし、おめでたい席にケチをつけるわけでもない。ただ、“ペア参加”だからこそ起こる地味にしんどい現実ってあるよね、という話だ。ぜひ共感してもらえると嬉しい。
二人分のスケジュール調整がそもそも面倒
自分ひとりでも行きたくないのに、パートナーまで巻き込まなきゃいけない…?
そもそも結婚式って、自分ひとりで行く場合でも「はぁ、祝儀用意しなきゃ」「土日を丸つぶしにされる…」ってやや憂鬱になる行事。だけど、これがペア招待となると話はさらに複雑。自分の予定だけでなく、パートナーの予定も合わせなくちゃいけない。 たとえば夫婦共働きで休みが合わない、あるいは片方が土日仕事で有休を取るのが難しいなど、調整事項が山盛り。「行きたいけど、この日絶対ムリ…」「じゃあ休み取る? でも他にも大事な予定が…」という会話を延々するハメになる。
そして結局、そこまで苦労してスケジュールを合わせても、双方ともに気乗りしていなかったりすると「なんでこんなに労力かける必要あるんだっけ?」と正直思ってしまう。いやいや、そもそも行きたくねぇのに、パートナーも巻き込んで余計にストレス倍増って理不尽じゃない?
二人とも行きたがらない場合、断る口実が二倍必要
二人とも行きたくないなら、いっそ「欠席します!」と返せばいいじゃん…と思うかもしれない。でも、招待状には「ご夫婦でぜひ!」とかしっかり書いてあると、「ごめん、こっち両方とも予定が…」と断るにも何かと気まずい。“片方は行けるけど、もう片方はNG”みたいな中途半端な状況になると、さらに面倒くさい。
- 「旦那(彼氏)が仕事で行けそうにないけど、私だけ行こうかな…?」
- 「いや、私もその日はちょっと…」
- 「でも二人そろって欠席だと印象悪いかな…?」
こんなふうに悩む時間がひたすらムダ! 結局、どっちも気が進まないのに、下手に断ると「あれ、仲悪いのかな?」とか邪推されそうでいやだ。そこがペア参加のつらいところ。
最近パートナーと不仲…“仲良し夫婦”を装うストレスがヤバい
幸せムード全開の場で不機嫌な二人が混ざる地獄
結婚式といえば、新郎新婦のハッピーオーラが爆発している空間。ゲスト同士もみんな「わぁ素敵!」「おめでとう!」と盛り上がる。なのに、こちらは最近いろんな事情があってケンカ続き、あるいは心が離れかけてる状態。 「え、そんな暗い空気のまま結婚式に出ちゃうの…? よけい浮くだろ…」なんて想像すると、やる気もゼロ。
しかも周囲からは「ご夫婦(カップル)で来てるしラブラブでしょ?」みたいに無邪気に聞かれたりしそうで、心の中で「違う違う、むしろ昨日も言い合いしてたわ!」と叫びたくなる。
帰り道でまたケンカ勃発→せっかくの休日が最悪
仮に式には出たとして、笑顔で乗り切るのは一時的に可能かもしれない。だが、その裏では「なんでこんなところに来なきゃいけなかったんだっけ」「お前が招待OKしたんだろ!」みたいな不満が募ってる場合、帰り道でまたケンカ勃発の悪夢が待っているかも。
イメージとしては、結婚式会場では“ニコニコの仮面”をかぶり、外へ出た瞬間に「はぁ、疲れた…」と溜息。それをきっかけにふたりの会話がギスギスして、もうめちゃくちゃ最悪の空気のまま帰る羽目になる。こんなストレス、背負う必要ある? と思わずにはいられない。
費用も二倍で死ぬほどキツい!
祝儀の相場がややこしすぎる
一人で参加なら「3万円くらい包む」あたりで落ち着くのが定番。ところが夫婦やカップルで出席となると、「二人で3万円はさすがに少ない…? でも6万円は偶数だし…いや、5万円か7万円くらいが無難かな?」など、頭が大混乱。どう頑張っても数万円が一気に飛んでいく事実は変わらない。
よく聞くのは「夫婦で5万円とか7万円とか包む人が多いよ」って話だけど、それだけ出すとなると正直つらい。単純計算で祝儀だけで5万円以上、さらに交通費や美容院代、衣装代などを考えればあっという間に家計に大ダメージ。これで二人ともが内心「そこまで思い入れない結婚式なんだけど…?」と思ってるなら、マジでアホらしい気持ちになる。
服装・ヘアメイク・交通費…すべてが×2
祝儀以外にも二人分の出費が発生する。
- ドレスやスーツが古いから買い直しorレンタル→二人分だから出費倍増
- ヘアメイクをサロンでお願いするなら、二人分の代金(夫側は美容院でカット&セット、妻側はヘアアレンジなど)
- 遠方の式場だと宿泊費も二部屋分? いや、夫婦なら一部屋でもいいけど、何かとオプションが多かったりする
もうこのへんまで来ると、「いや、私たちこの式になんでこんなにお金かけてるんだ?」って思い始める。もはやただの修行か?
「私だけ行きたい」「いや、俺はパスしたい」ジレンマ
ペア招待だからこそ生じる気まずい攻防
もし招待状に「ご夫婦で」と書いてあるのに、自分だけ参加したい/パートナーは行きたくないという状況になったらどうする? 実際には「じゃあ一人で行くね」と言ってもいいはずだけど、相手が「え? なんで?」と不満げに言う可能性もある。逆に、相手は行きたいけどこちらが乗り気じゃないときも面倒。「なんで二人で来てくれないの?」と新郎新婦にも思われそうだし…。
こうなると、気まずい空気のまま二人で出欠をどうするか話し合うはめに。正直、「各自好きに判断して出欠すればいいじゃん…」と投げやりになりたくなるが、ペア招待だと二人セットで決めるような雰囲気が漂うから厄介すぎる。
「二人とも参加」「二人とも欠席」の二択を押し付けられる
なんだかんだで「夫婦での出席が無理なら、いっそ二人とも欠席で…」という流れになることも珍しくない。もちろん、それでスッパリ断れればいいんだけど、心のどこかでは「私だけ行ってもいいんじゃない?」とか思ったり、「二人とも行かないと角が立つかな…?」と迷ったりして、悶々とした日々が続く。こういうとき、招待状の“ペア縛り”が心底うっとおしくなるんだよね。
結局、ペア招待がありがたい人もいるかもしれないが…
正直、世の中には「せっかくなら二人で出席したい!」というラブラブ夫婦やカップルもいるだろう。「あら〜素敵ねぇ、一緒に出席できるなんて嬉しい!」みたいに喜ぶ人がいれば、ペア招待は大成功だと思う。だけど、それが全員の理想ではないんだよね。むしろ「別々に招待してくれればよくない?」とさえ思う人も少なくないはず。
- “夫婦セット”が当たり前と思い込まれると息苦しい
- 二人そろって出席できない事情なんていくらでもある
- お祝いしたい気持ちはあるかもしれないけど、二人分のコスト&スケジュール調整は地獄
たとえば、片方がめちゃくちゃ忙しい職種だったり、家庭内不和を抱えてるケースもあるのに、周囲は「一緒に来るよね?」とハイテンションで聞いてくる。そりゃ余計にめんどくさくなるってもんだ。
もしどうしても嫌なら「私だけ参加」or「二人そろって欠席」もアリ
選択肢はけっこうある
- 二人そろって出席
頑張ってスケジュール調整・気持ちの調整をして出席する。出費は倍だが「まぁ仕方ない…」と割り切る。 - 一人だけ出席
断りづらい空気はあるが、勇気を出して「パートナーは仕事で来れなくて…」と説明し自分だけ行くパターン。多少角が立っても、自分ひとりなら気楽。金銭面も少しだけマシ。 - 二人とも欠席
もうどうしても面倒だしお金もないし無理!と判断したら「申し訳ないが予定が合わなくて…」と連名で欠席。祝儀を送るかどうかは要相談。 - そもそも招待状に「ペア」と書かれてても、個別に断りや交渉
「夫婦で行くのが難しいから、もし片方だけの参加でも大丈夫?」と新郎新婦に直接打診してみる。意外と「全然いいよ!」とアッサリ言われる場合もある。
本音は「私ひとりで出したい“祝う気持ち”」で十分じゃない?
なにも、無理に二人で行く必要はないよね? 新郎新婦は「みんなに幸せを見せたい」「たくさんの人に祝福されたい」からペア招待にしてるんだろうけど、こっちの都合まで考えてくれてるかは疑問。むしろ、あなたがしんどい思いをして出席しても、その苦労を理解してくれる人はあまりいないかもしれない。
もし気が進まないなら、堂々と「私だけで参加します」「うちはちょっと都合が合わないんで…」と伝えたって別にいいじゃないか。変に相手に合わせて苦しむより、納得のいく形で参加or不参加を決めたほうが精神衛生上ラクだ。
不参加なら以下を参考にどうぞ。
ペア参加が嬉しいと思う人ばかりじゃない! 自分がどうしたいかを大事にしよう
まとめると、夫婦・カップルで結婚式に招待されるのは決して万人にとって“幸せな特典”ではない。二人分の予定調整や出費、さらに仲が微妙な時期なら“仲良しアピール”をしないといけないなど、しんどさが倍増するケースは多い。
- 一人だけでなら気楽なのに…
- ペア招待だと断りづらい&費用がキツい
- そもそも最近不仲だから、華やかな場で演じるのが地獄…
そんなリアルを抱えてる人は、きっと世の中にたくさんいる。だからこそ、「ペア招待って素敵!」みたいな一辺倒の流れに流される必要はない。自分のペースやパートナーとの関係を最優先に考えて、最適な出欠判断を下していいんじゃないだろうか。
もし新郎新婦や他のゲストから変に疑われても、「いや、うちはうちの事情があるから」で割り切ればいい。相手が理解できないならそれまでだし、本来結婚式って新郎新婦が主役のイベントだから、こちらは無理に参加してストレス背負うのもバカらしい話。行きたい人は行けばいいし、行きたくないなら断る選択肢もある。結婚式なんて、あなたの人生の最優先事項じゃない。
結婚式という華やかな場に行けば、新郎新婦はもちろん周囲の人たちも「素敵!」「ラブラブ!」と盛り上がるかもしれない。でも、そこに参加する側のリアルな苦労——特にペアで来るよう求められたときの苦労は、想像以上に大きいのだ。結論としては、「それでも行く」or「二人で欠席」or「私だけ行く(あるいは行かない)」というシンプルな三択だが、どんな選択をしようとあなた自身が後悔しないかが一番重要。
結局のところ、「夫婦だから」「カップルだから」って理由だけで二人セットを強いられるのは、ちょっと押しつけがましいよね。人生いろいろあるし、あなたの休日やお財布、あるいは関係性の問題だってあるんだ。もし参加したところで、終わったあとに「疲れただけだった…」って思うなら、それは果たして正しいお祝いの仕方なのか? みんながみんな喜べるわけじゃないんだから、そんなに無理する必要ないと思う。
だから声を大にして言いたい。「ペア参加が重い…」と感じるのは自然な気持ちだし、あなたは決しておかしくない! 結婚式は新郎新婦が主役でありつつも、招かれる側にも気持ちや都合がある。二人で行くメリットが見当たらないなら、もう正直に“行かない”とか“私だけ行く”と決めるのも一つの手だ。誰が何と言おうと、あなたの人生だし、あなたの関係性なのだから。
さあ、「ペアでぜひ!」と書かれた招待状を前にして悶々としているあなた。最終的にどう動くかはもちろん自由。行くにしても行かないにしても、自分とパートナーが後悔しない形を探るのが一番だ。万が一、その判断が周囲から疑問視されたとしても、「私らの事情だから放っておいて」と開き直るくらいの強さを持っていい。結婚式はあくまで他人のイベント、あなたが何より大切にすべきはあなた自身の心の平安とパートナーとの関係性だと思わない?
というわけで、ペアで結婚式に招待されて「行きたくねぇ!」と思う人、堂々とそのモヤモヤを認めようぜ! そして無理に我慢するよりは、パートナーともよく話し合って、“自分たちらしさ”を保てるベストな行動を選んでほしい。ペア招待が必ずしもハッピーになれるわけじゃないと、もっと世の中に知れ渡れば、気持ちがちょっとラクになるかもしれないからさ。
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