「え? ◯◯ちゃんも結婚?」
「みんなどんどん結婚してるのに、私だけ取り残されてる感じがハンパないんですけど…!」
こんなモヤモヤを抱えている人、きっと少なくないと思いませんか? 友達や同僚が次々にゴールインしていくたびに感じる「私だけ結婚の予定がない」「むしろ結婚願望さえないかも?」という焦りと疎外感。そして結婚式に呼ばれるたびに「行ったら行ったで、めちゃくちゃ凹む予感しかない…」と憂鬱になる――そんな気持ち、すごくよくわかります。
「華やかすぎて現実突きつけられる…」と感じる瞬間
純白のドレスvs.ぼっちの私
結婚式って、とにかく華やかですよね。花嫁はキラキラの白いドレス、ゲストもみんなドレッシーに着飾って、写真を撮ったり賑やかに盛り上がったり。でもそこに立たされる自分は、内心「なんで私だけこうも取り残されてんの…」と感じてしまう。
特に、同じ年齢やキャリアの友人が一人、また一人と結婚していくと、「あれ? 昔は『しばらく結婚なんてしないよね〜』って言ってたじゃん!」とツッコミたくなるくらい、みんな手のひら返しでウェディングロードを爆走し始める。すると、気づいたら自分だけが“独身街道を一人マラソン”しているような気分に。
幸せオーラ全開の空間が辛い
新郎新婦の幸せそうな笑顔、大勢のゲストが拍手や歓声を送るあの雰囲気は、否が応でも「自分の人生、このままで大丈夫…?」と考えさせられてしまいます。「親から『孫の顔は?』なんて言われるのも嫌だなあ…」「そもそも結婚願望がないから一生独身でいいはずなんだけど、本当にそれでいいの?」なんて、普段はあまり気にしない将来のことまで頭をよぎってしまうんですよね。
華やかすぎる光景を目の当たりにすると、まるで異世界に迷い込んだみたいで、ちょっと居場所のなさを感じること、ありませんか?
「次はあなたの番だね?」というプレッシャー爆弾
親戚・友人・同僚が放つ無自覚の言葉
結婚式でよく言われるセリフの定番、「あなたもそろそろでしょ〜?」「次は〇〇ちゃんだね!」。いや、ほっといてほしいんですけど? …と内心突っ込みたくなる瞬間ですよね。
周囲としては悪気なく「早く幸せになってね」という善意から言ってくれてるんでしょうけど、受け取る側にとっては「わかってるよ! こっちだって好きで独り身なわけじゃないわ!」と心をざわつかせる爆弾ワード。結婚願望の有無にかかわらず、何となく「周りは結婚して当然と思ってるんだなぁ」というプレッシャーを改めて感じてしまいます。
社内の“結婚ブーム”に巻き込まれる苦しさ
特に同僚や同期が立て続けに結婚すると、社内はもう“結婚祭り”みたいになるときがありますよね。普段の休憩室でも「〇〇さんもゴールインだって!」「新婚旅行どこ行くんですか〜」なんて話題ばかりが飛び交って、知らないうちに自分だけが取り残されてる気分に陥る。
さらには、「あれ? あなたまだ独身?」みたいな顔をされることも…。別に堂々と独身貫いてるからいいんだけど、そんなに驚かれちゃうと逆にこっちがびっくりしますってば。もう放っておいてほしい…!
「行きたくない」けど断れない…ジレンマあるある
招待されると断りづらい日本の“お祝い文化”
結婚式って、やっぱりある程度仲が良い人から招待されたら「おめでとう!」と言いつつ、出席せざるを得ない空気ができあがってるじゃないですか。でも本音は「自分の心がすり減るだけなら、行きたくないんですけど…」って思ってしまう瞬間が多々あるはず。
「だって祝儀払うし、わざわざ休日つぶして出席するんだし、そのあと二次会とかあったら一日がかりでしょ? しかも帰宅後には『あれ、私の人生どうしよう』って落ち込む未来が目に見えてる…」と考えると、むしろ招待状を見るだけでナチュラルにため息が出る。
「付き合いだからしょうがない」で納得できない
もちろん、大切な友人の喜ばしい瞬間をお祝いしてあげたい気持ちだってあるんです。だけど、だからといって「ハイ! 喜んで出席します!」とはならないのが人間の複雑なところ。相手を祝福しているのに、自分のコンプレックスや将来への不安が増幅される場面にわざわざ飛び込んでいくのって、結構エネルギー使うんですよね。
いくら「付き合いだから…」「相手が喜ぶから…」とわかっていても、「あぁ、正直めんどくさいなぁ。行っても虚しくなるだけじゃん…」ってつぶやきたくなります。
「式に出ると余計に独身を意識しちゃう」切なさ
祝福ムードの裏で進行する「私、ひとりぼっちかも」感
披露宴って、進行が進むほど“感動エピソード”や“愛の誓い”みたいなシーンが増えますよね。新婦の手紙とか両親への花束贈呈とか。そういう姿を見ると、みんな感極まって涙ぐんだりしてるわけですが、一方で自分は「こんなに盛り上がってる場所に自分のポジションってあるんだろうか…」と、ひそかに意識してしまう。
隣を見るとカップルで参加してたり、友人同士で既婚者トークが盛り上がっていたりして、「ああ、私には縁のない世界だな…」とポツンと感じることも。泣いてる人を見ながら、「いや、私も別の意味で泣きそうだよ…」と思う。
「あ〜早く帰りたい……」
過去の恋愛を思い出して落ち込む
他人の結婚式は、なぜか「昔の恋人」とか「もう叶わなかった恋」を思い出させる装置でもあるんですよね。幸せそうな新郎新婦を見てると、「あのとき別れなければ、今頃は自分も結婚してたのかな…」とか、「もしあの人と続いてたら、こんな幸せそうな雰囲気を味わえてたかも」なんて考えてしまう。
気づけば、披露宴の終盤には感動よりも「私の人生何してんだろ…」という自己嫌悪に支配されて、帰り道はさらにどんよりモード。式場を出る頃には笑顔もどこへやら、ため息しか出ないなんて経験ばかりになりがち。
友人からの「ついに入籍したよ!」報告が嬉しいようで心に刺さる
祝福したい、でも“寂しさ”も拭えない
仲のいい友人が「ついに彼と入籍した!」と嬉しそうに報告してきたら、「わぁ、おめでとう!!」って素直に言いたい気持ちはもちろんあるんです。でも同時に、「あぁ、あなたもそっち側に行ってしまうのね…」と、自分だけ先に取り残されたような寂しさを感じる。
別に結婚自体を否定しているわけじゃないのに、この“取り残され感”ってどうしても拭えないんですよね。さらに「あなただけがずっと独身でいそうだね(笑)」なんて冗談めかして言われちゃうと、笑うに笑えないというか、地味に胸に刺さるじゃないですか…。
「おめでとう!」と言うたびに自分が空っぽになる感じ
誰かから「おめでとう!」と祝ってもらえる場面がどんどん遠ざかっていく。そんな気がしてしまうのも悲しいところ。「自分はまだそのステージに立てないし、立つ予定もなさそう…」と思うと、祝えば祝うほど自分だけ一人のまま。
心から祝っているはずなのに、気づけばどこかで「いいな、私もいつかは…」という切ない期待が消えきれず残っている。もし自分が一生結婚しないと決めている場合でも、人の幸せを間近で見るたびに「これでいいんだっけ…」と葛藤が生まれるんですよね。
親友の結婚式ですら行きたくなくなる

払うだけ、返ってくる見込みナシのご祝儀
「自分も結婚式のときは、お祝いしてもらえるからおあいこ」と言われるご祝儀文化。
結婚しない、結婚できない人にとっては完全に一方通行の払い損でしかありません。
返ってくる見込みがない(厳密には返してもらうものでもないのだけど…)ご祝儀を払うのは普通に損した気分。
払い損というとケチと思われるかもしれないけど、普通につらい

結婚式に呼ばれる機会が多い人はご祝儀だけで数十万は軽く飛んでいきますからね。お祝いとはいえ、きついです。
「結婚しない」という選択が少数派みたいで居心地悪い
世の中の常識は「いずれみんな結婚する」
未婚率が上がってるとか、結婚しない人が増えてるって話はよく聞くけれど、いざ身の回りを見ると、やっぱり何だかんだみんな結婚してるんですよね。少なくとも式を挙げる友人がいる以上、結婚は当たり前の選択肢としてそこに存在している。
だからこそ、「結婚しない」または「まだまだ予定なし」の自分は、ちょっと肩身が狭い思いをしてしまう。結婚式に参加するたびに「やっぱり私って少数派なのかな…」と感じてしまうのが地味につらいわけです。
「結婚に興味ないの?」と聞かれるたびに言葉に詰まる
結婚式の二次会あたりで、久々に会った人から「ところで彼氏(彼女)は?」「結婚興味ないの?」と当たり前のように聞かれること、ないですか? 悪意はないんだろうけど、こっちとしては「マウントやめてほしい!」と思う瞬間ですよね。
本当に興味がない人でも「そういう話に巻き込まれるのがめんどくさい」という心理になりがち。いちいち説明するのも面倒だし、かといって適当に流そうとすると「え〜、でもさぁ…」なんて食い下がられるという悪循環。そんな会話が何度も続くと、そりゃ結婚式行くのも億劫になってきます。
結婚式がこわい、行きたくない…
みんながゴールインしていくのに自分だけ…という焦りや不安、そして結婚式という華やかな空間で「幸せオーラ」を浴びるたびに感じる疎外感。正直言って、そんなの「行きたくなーーい!」と思うのは当たり前じゃないでしょうか。
「純粋に友人を祝福したい気持ち」と「自分だけ取り残されたようで寂しい気持ち」、この両方を抱えながら結婚式に参加するのって、かなり心のエネルギーを消耗しますよね。終わった後に一気に虚しさが襲ってくることだってあるし、「もう次は絶対行きたくない…」と心の底から思ってしまうことだってある。
でも、大丈夫。こういう気持ちを持っている人、あなた以外にもたくさんいます。独身のままでも幸せに生きる道はあるし、かといって「やっぱり結婚したいかも…」と思う気持ちが芽生えたっていい。その辺りの本当の解決策や対処法は、また別の機会に考えるとして、まずは今の自分の感情を否定せず「そりゃそうだよね。式ってなんか凹むよね…」と受け止めるだけでも、ちょっとラクになれるかもしれません。
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